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ぶらた

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最近、同居人はやたらブロッコリーを食べさせる。

本日は野菜サラダ。

昨日はシチュー。

一昨日は野菜炒め。

なんかしらの意図はあるのだろう。

でなければこんなにも連続で出されるのは不自然だ。

 

俺はブロッコリー嫌いではない。

ので嫌がらせの線は無い。

 

ブロッコリーが安い。

市場を見てもとりたて変化は無い。

 

彩りを考えてブロッコリー。

サラダならレタスの方が簡単だ。

 

うーん、推理に必要な情報が足りない。

事情聴取の必要があるな。

 

「おい、快斗」

「な~に、お風呂ならもう沸いてるよ」

 

主夫の発言だな。

どっちが世帯主か分かったもんじゃない。

 

「ありがと。

 あのさ快斗、ちょっと来てくれ・・・」

 

「なに?」

 

こちらに近づいてくる同居人。

さて、何からつっつけば良いか。

 

「快斗ってブロッコリー好きなのか?」

「普通だよ」

 

ビックリした顔で答えられる。

その顔に嘘はない。

 

だとすると・・・

 

「ブロッコリーって見てると和むけど」

 

快斗は嬉しそうに喋る。

美味しいでも栄養があるでもなく和む???

 

「和むか?」

 

いまいちピンとこない表現。

 

「うんv」

 

その笑みにあることに思い当たる。

 

分かったぞ。

 

なんだ、そんなことか。

 

「確か、キッドが予行状出した名古屋城の金の鯱。

 置いてあるのはやたら眺めの良い城の上だったよな」

 

「なに、突然?」

 

目をパチクリさせる。

仕事のことは知ってるが話題に出したことは今までない。

今回の件で間接的にも関係あるのであえて出すけど。

 

「そんで、最近は天候良好。

 山の緑も目に眩しいと♪」

 

「どしたの?」

 

脈絡のない話し。

でも、答えは目の前に転がっている。

 

「お前、単純すぎ。

 山見てブロッコリーインプットされてるぞ。」

 

本人は多分無意識で。

 

「へ?」

 

「ブロッコリー。

 食卓に連続で出してるの気付いてないのか?」

 

なんだか笑いがこみ上げてくる。

 

「ウソー★

 サラダにシチューに炒めに・・・あれ?ホントだ」

 

なんだかブロッコリーが好きになりそうな予感がする。

うん、モコモコしてるしな。

 

 

 

 

 

 

後書き

 

こちらも半実話作品でございます。

私が友に送ったメールで“山=ブロッコリー”と語ったところ爆笑でした。

自宅前は山なので気が付くと頭がブロッコリーに支配されてます。

おそろしや、ブロッコリー。

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「いらないのになぁ」

手の中のモノを見つめ呟く。

「いらんてことはないでしょ?」

隣で本を読んでいた俺は顔を上げ答える。

「だって必要ないじゃん」

「必要ねぇ。あるんじゃないの~?」

手の中のモノを弄んでいる様子を横目に見ながら言う。

「たとえば?」

「より豊かな生活とか」

「豊かねーこれ以上どう豊かにしろと」

まー確かに容姿端麗、才色兼備、広い豪邸、理解ある両親。

不自由な点は何一つ無いな。

うん。

「それはそれ、これはこれじゃないか」

「これだぞ」

「これだね」

まじめな顔して言うのでまじめな顔して応じる。

「いるか?」

「いらない」

人から貰ったモノを横流ししない。

一応そんなんでも誕生日プレゼントだよ。

「ああ、どうしようかな。

 下手においとくと蘭に見つかるし」

「まぁね」

「全く何考えて送ってきたんだが服部は・・・」

西の名探偵の顔を思い出す。

おそらくイヤだったのだろう。

自分より先越されるのが。

なにぶん子供好きな彼のことですから。

 

「さぁ、得意の推理したら?」

「推理しんでもわかるわ!!

 変なところで張りたがる奴のこと。

 俺が言いたいのは

 “明るい家族計画”を段ボールで送ってくる奴の脳味噌だ」

 

身も蓋も無くないですか名探偵。

 

「ありがたく使わせて貰えば?」

「必要ねー、むしろ邪魔だ」

 

さすが新婚さん照れないですね。

その後ブツブツと聞かされる呪いの言葉に正直頭痛がしたりもするが

プレゼント代わりに我慢した。

 

なにはともあれ、ハッピーバースディ名探偵。

 

 

 

 

追伸:「明るい家族計画」は後日着払いで西の名探偵宅に送られた模様。

   しかも2段ボール。

 

 

 

 

 

 

 

 

後書き

裏設定を暴露すると

黒の組織壊滅後、名探偵は即プロポーズ⇒同居シリーズ⇒ゴールイン。

西の名探偵は同居シリーズ⇒婚約。

名探偵の友は恋人未満希望(二重生活が忙しくて)

いえ本誌設定優先しますが当分出そうにないので捏造しました。

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わらびもち

 

 

 

「あ-食べられたぁぁぁぁぁ!!」

 

空っぽの容器をかかえ叫び声が上がる。

その声に視線を上げて見てみるとどことなく見覚えのある容器。

 

「ごめん、それ俺」

「うそー新一なの食べたの?」

 

心底意外そうに言われる。

普段、甘味はほとんど食べない。

そのお菓子があまり甘くないのと賞味期限が切れそうだったので思わず食べてしまった。

 

まさかそこまで楽しみにしてたなんて思わなかった。

 

「てっきり服部かと思って声上げたのに」

「まてや、なんでもかんでも俺のせいにするな。

 8割はちっこい姉ちゃんやんか」

「姉さんは良いのvvv」

 

これも男女差別と言うのだろうか。

妙に待遇されているお隣の科学者の姿が目に浮かぶ。

 

「お菓子なら他にもあるだろうが。」

 

服部の言葉に快斗は唸る。

 

「お菓子が食べたいんじゃないの。

 わらびもちが食べたい気分。」

 

快斗の言葉に思案する。

今現在わらびもちは俺の腹の中。

 

「なんなら買ってくるぞ」

 

「ウソウソ!!そこまでしなくても良いから。

 新一は本読んでなよ。」

 

あわてて快斗は喋る。

 

「俺の時とはえらい対応違うな。」

 

服部はそんな快斗をみて呟く。

耳ざとく聞いた快斗は胸を張り答える。

 

「新一は大家。俺は下宿人。服部は暇人。

 だから服部が食べたいものは服部が買ってくるのは当然★」

 

「愛されてるね工藤さん」

 

服部はあてられたとばかりにこっちにふる。

対応困るからふらんで欲しいかも。

 

「でも、わらびーないなら代用して食べれそうなの探すか。」

 

「三色団子は?」

 

服部は戸棚にある団子を指さす。

 

「形はそっくりなんだけど触感がね~」

 

快斗はそう言い冷蔵庫を開ける。

 

「冷やっこいのの方がわらびーに近い気がするの。」

 

ゴソゴソ奥の方をあさり何かを取り出す。

 

「あった♪これ食べよ」

「げっ」

 

快斗の嬉しそうな声と服部の苦虫を潰したような声が同時にハモル。

何だと思ってみるとそこには

 

白ごま豆腐がある。

 

快斗。

確かに形と食感は同じだと認めよう。

だけど

味まったく違うと思うのは俺の推理間違いなんだろうか。

 

 

 

 

 

後書き

半実話ストーリー。

 

時間経過的には

コナンが新一に戻って蘭にプロポーズして

蘭のお父さん(小五郎さん)に大学卒業してから言われて(つまりは“待て”状態)

大学通っている時。

服部と快斗は新一宅にて同居中。

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プロフィール
HN:
花丸 こは
年齢:
41
性別:
女性
誕生日:
1984/08/07
職業:
サービス業
趣味:
映画
自己紹介:
物置き。
みかんの作品がちらほら。
お引っ越ししたら完成させるつもりさ。
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