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彼女はそこがどこであれ、相手がだれであれ、同じように出来る人。 初めてみたのは、その後ろ姿。 地面に咲いた夥しいほどの赤花。 むせかえる鉄錆の臭い。 ここがどこだか、自分がだれなのか、判らなくなる。 目標を失った人々が呆然と立ち尽くす。 その中を 彼女は駆け回る。 小柄な彼女なのに ピンと張った背中が大きく見える。
凄惨な風景が、なぜだか、彼女にはよく似合う気がした。
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