僕の話をしよう。
彼は席を立ちこう言った。
僕ほど僕は嫌な人間を見たことがないよ。
僕はあきれるほど人間嫌いな人間好きさ。
だから
キミが好きだという僕は全てニセモノだよ。
キミという人間は本当に恐ろしいほど純粋だから
騙しているのが苦しくなるほどだった。
僕は僕という人間が嫌いさ。
いや
憎んでいるといってもいいくらいだ。
こいつは笑顔で好きだという。
真っ赤な笑顔で幸せだとのたまうんだ。
だから、
キミのその気持ちも全てニセモノだったということさ。
キミが思うような人間は最初から存在しないんだから。
彼は舞台の中央から姿をけした。
[0回]
PR