ぶらた
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ヒトは冷たい・・・
けれど
死体はもっと冷たい。
僕の望みはね
この空の下、冷たくなってしまうこと。
ヒトは暑すぎて、雪が降れたくらいでは負けて水になってしまう。
だから
体温が凍るぐらい冷めてしまいたいんだ。
ねぇ・・・お願いだから、邪魔しないで。
―――白いコートを翻し彼は消えた。
必死の山狩りもむなしく彼は望み通りとなった。
それは
あっけないほどの幕引き。
潔すぎるぐらい彼は何の未練なくこの世に別れを告げた。
彼は墓石を大切に抱え込むようにして亡くなった。
死に顔は夢見るように柔らかな微笑みを浮かべていた。
“1998年2月29日 ××××× 罪と共に眠る”
「やつは、本当に最期まで嘘をついていきやがる。
なにが殺しただ。なら、なんで○○○の誕生日を選んだんだよぉぉぉぉぉ」
胸を打つ慟哭。
されど
聞かせる相手は土の中。
全ては彼の望みどおりに運ぶ。
予告された未来すら、彼の前では跪き、閉幕のベルをただ無気力に告げた。
けれど
死体はもっと冷たい。
僕の望みはね
この空の下、冷たくなってしまうこと。
ヒトは暑すぎて、雪が降れたくらいでは負けて水になってしまう。
だから
体温が凍るぐらい冷めてしまいたいんだ。
ねぇ・・・お願いだから、邪魔しないで。
―――白いコートを翻し彼は消えた。
必死の山狩りもむなしく彼は望み通りとなった。
それは
あっけないほどの幕引き。
潔すぎるぐらい彼は何の未練なくこの世に別れを告げた。
彼は墓石を大切に抱え込むようにして亡くなった。
死に顔は夢見るように柔らかな微笑みを浮かべていた。
“1998年2月29日 ××××× 罪と共に眠る”
「やつは、本当に最期まで嘘をついていきやがる。
なにが殺しただ。なら、なんで○○○の誕生日を選んだんだよぉぉぉぉぉ」
胸を打つ慟哭。
されど
聞かせる相手は土の中。
全ては彼の望みどおりに運ぶ。
予告された未来すら、彼の前では跪き、閉幕のベルをただ無気力に告げた。
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