ぶらた
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「好きですvつき合ってください」
バス停前で俺は告白された。
自慢じゃないが告白をされたのは初めてではない。
「あのー勘違いしてると思うけど・・・」
「ずっと見てました。
貴方が毎朝アニソン聞きながら感動しているのも、毎月発売の花と夢を鞄に入れているのも、実はピンクのフリルに憧れているのも!!」
周りの視線が痛い。
自分で言うのも何だが外見はテレビの俳優が霞むぐらい整っている。
つまりは男前。
そんなやつが乙女チックな趣味だと知れば誰だって不審な顔をするだろう。
ああ、周りの視線がすんごく痛い。
「キミには悪いけど、つき合えないよ」
ピンクのフリルに囲まれたまるで西洋人形のような彼女の瞳は零れそうなほど見開かれた。
うー良心が痛む。
けど、勘違いした彼女も悪いんだ。
「私、貴方の好みじゃないですか?」
彼女は肩をふるわせながらそう呟いた。
すけるような白い肌、日本人ではあり得ない色素の薄い瞳、鈴を転がすような流麗な声。
どこをとってもパーフェクト!!
好みじゃないどころかストライクゾーン。
まさに理想の・・・。
「そうじゃなくって俺とキミとじゃつき合えないよ」
周りの視線、特に男共の視線が突き刺さる。
こんな美少女をフルなんてなんてもったいないことをしているのだと。
そんな視線よこすぐらいならお前らつき合ってやれと言いたい。
お前らなら問題ないだろうしな。
「私あきらめません。」
「俺はキミとはつき合えないって!!」
「私もっと綺麗になって貴方にプロポーズします」
「そもそも結婚出来ないって!!」
「こないだ18歳になられたでしょ?全然余裕ですから」
どうして知ってるんだ。
俺と彼女との接点はバスの中ですれ違う程度だぞ。
前のは注意して見てれば分かることだが、誕生日なんてどこで調べたんだ。
なんかヤバイよ、この子。
「俺はね。
普通の恋愛して普通の結婚するのが夢なの!!」
腐っても、俺は人間でいたい。
たとえ相手がどんなのでも俺は良いのだ。
このさい容姿はどうだっていい。
「知ってます。
絶対後悔させませんから私とつき合ってください」
彼女は見た目の儚げさを裏切って凄く熱意がある。
ナイスファイト!!
って応援してる場合じゃないじゃん。
「キミが後悔するって。
俺はこう見えても・・・」
そうだった。
これを知れば彼女もきっと考え直すだろう。
ついつい、言いそびれた言葉を言おうとすると彼女はニコリと笑った。
その笑顔に言葉が止まる。
「絶対幸せにして見せます」
本当に神様は意地悪だ。
この子の泣き顔なんて見たくないのにあんまりだ。
だけど、誤解は解かなきゃいけないよね?
「あのな、俺なりはこんなだけど性別“女”だよ」
とうとう言っちゃった。
泣くか?
泣くか?
泣くなよ?
俺はキミを泣かせたい訳じゃないんだよぉぉぉぉぉ
「ええ、とっても素敵ですよね♪」
「へっ?」
「そんなところが好みなんですっ」
この子は今はやりのレズというやつか?
いや、待て。
見た目は男女だからそうでもないのか、でも性別面があるからして、いやなんたらほいさっさ。
頭の機能は混乱しまくった。
「そんな貴方に釣り合うよう私努力します」
「努力って?」
こうなれば自棄だ。
世の中物好きはいるんだ。
若いうちはいろんな事を知っても良いじゃないかキミのことも知ってみよう。
「美白とかサウナとか化粧とかetc」
「お金大変じゃない?」
俺のためにそんな使ってくれるのは嬉しいんだか悲しいんだか。
「大丈夫です。私、病院の跡取り息子ですから」
そうか跡取り息子なんだ。
それなら治療費はないも同然だね。
キミ賢いじゃん。
ってあれー?
「今なんておっしゃいました?」
聞き間違いか。
いくら何でもこの子に失礼な聞き間違いだな。
「父が医院長ですの」
そこは分かってる。
問題はその前だ。
「じゃなくて、今息子って」
「はい♪私長男なんです」
誰か嘘だと言ってくれ!!
こんな世の中間違いまくってるーーー!!!!!
俺たちはその日交際した。
翌年にはめでたく結婚。
世の中理想通りにはいかないが理想なみに良い未来もあるさ。
そう悟る新妻の俺。
バス停前で俺は告白された。
自慢じゃないが告白をされたのは初めてではない。
「あのー勘違いしてると思うけど・・・」
「ずっと見てました。
貴方が毎朝アニソン聞きながら感動しているのも、毎月発売の花と夢を鞄に入れているのも、実はピンクのフリルに憧れているのも!!」
周りの視線が痛い。
自分で言うのも何だが外見はテレビの俳優が霞むぐらい整っている。
つまりは男前。
そんなやつが乙女チックな趣味だと知れば誰だって不審な顔をするだろう。
ああ、周りの視線がすんごく痛い。
「キミには悪いけど、つき合えないよ」
ピンクのフリルに囲まれたまるで西洋人形のような彼女の瞳は零れそうなほど見開かれた。
うー良心が痛む。
けど、勘違いした彼女も悪いんだ。
「私、貴方の好みじゃないですか?」
彼女は肩をふるわせながらそう呟いた。
すけるような白い肌、日本人ではあり得ない色素の薄い瞳、鈴を転がすような流麗な声。
どこをとってもパーフェクト!!
好みじゃないどころかストライクゾーン。
まさに理想の・・・。
「そうじゃなくって俺とキミとじゃつき合えないよ」
周りの視線、特に男共の視線が突き刺さる。
こんな美少女をフルなんてなんてもったいないことをしているのだと。
そんな視線よこすぐらいならお前らつき合ってやれと言いたい。
お前らなら問題ないだろうしな。
「私あきらめません。」
「俺はキミとはつき合えないって!!」
「私もっと綺麗になって貴方にプロポーズします」
「そもそも結婚出来ないって!!」
「こないだ18歳になられたでしょ?全然余裕ですから」
どうして知ってるんだ。
俺と彼女との接点はバスの中ですれ違う程度だぞ。
前のは注意して見てれば分かることだが、誕生日なんてどこで調べたんだ。
なんかヤバイよ、この子。
「俺はね。
普通の恋愛して普通の結婚するのが夢なの!!」
腐っても、俺は人間でいたい。
たとえ相手がどんなのでも俺は良いのだ。
このさい容姿はどうだっていい。
「知ってます。
絶対後悔させませんから私とつき合ってください」
彼女は見た目の儚げさを裏切って凄く熱意がある。
ナイスファイト!!
って応援してる場合じゃないじゃん。
「キミが後悔するって。
俺はこう見えても・・・」
そうだった。
これを知れば彼女もきっと考え直すだろう。
ついつい、言いそびれた言葉を言おうとすると彼女はニコリと笑った。
その笑顔に言葉が止まる。
「絶対幸せにして見せます」
本当に神様は意地悪だ。
この子の泣き顔なんて見たくないのにあんまりだ。
だけど、誤解は解かなきゃいけないよね?
「あのな、俺なりはこんなだけど性別“女”だよ」
とうとう言っちゃった。
泣くか?
泣くか?
泣くなよ?
俺はキミを泣かせたい訳じゃないんだよぉぉぉぉぉ
「ええ、とっても素敵ですよね♪」
「へっ?」
「そんなところが好みなんですっ」
この子は今はやりのレズというやつか?
いや、待て。
見た目は男女だからそうでもないのか、でも性別面があるからして、いやなんたらほいさっさ。
頭の機能は混乱しまくった。
「そんな貴方に釣り合うよう私努力します」
「努力って?」
こうなれば自棄だ。
世の中物好きはいるんだ。
若いうちはいろんな事を知っても良いじゃないかキミのことも知ってみよう。
「美白とかサウナとか化粧とかetc」
「お金大変じゃない?」
俺のためにそんな使ってくれるのは嬉しいんだか悲しいんだか。
「大丈夫です。私、病院の跡取り息子ですから」
そうか跡取り息子なんだ。
それなら治療費はないも同然だね。
キミ賢いじゃん。
ってあれー?
「今なんておっしゃいました?」
聞き間違いか。
いくら何でもこの子に失礼な聞き間違いだな。
「父が医院長ですの」
そこは分かってる。
問題はその前だ。
「じゃなくて、今息子って」
「はい♪私長男なんです」
誰か嘘だと言ってくれ!!
こんな世の中間違いまくってるーーー!!!!!
俺たちはその日交際した。
翌年にはめでたく結婚。
世の中理想通りにはいかないが理想なみに良い未来もあるさ。
そう悟る新妻の俺。
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